「このまま続けるべきか」── その問いに答えが出ないまま時間が過ぎていませんか?

こんにちは。【資金繰りナビ】をお届けします。

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本当は「引き際を考えている」社長が増えています。

 最近、こんな相談が増えています。

「売上はある。でも利益が残らない」
「この状況で、後継者に引き継ぐのは酷かもしれない」
「本当は、もう潮時なんじゃないかと感じている」 

──でも、「どうしたらいいのか分からない」まま、毎月の支払いに追われ、数年が経っているという社長も多いのが現実です。

■ 決断を鈍らせる“複雑な現実”

 「決められない」のは、迷っているからではありません。

社長として──
 会社を支えてきた責任
 従業員とその家族の生活
 金融機関との関係
 家族や親族の感情
 自分自身の今後の人生

 これらをすべて抱えてきたからこそ、簡単には答えが出せないのです。

 そして、“答えが出ないまま”時間が過ぎていく──
 この状態こそが、会社の未来と社長自身の健康を蝕んでいきます。

■ 二者択一ではありません

「続ける or やめる」
「再建する or 廃業する」

 経営判断をこの二択で捉える社長は多いですが、実際にはもっと柔軟な道があります。

✅ 事業を縮小して継続する
✅ 債務整理をしてリスタートする
✅ M&Aなどで外部に託す
✅ 自主的に会社を畳み、個人として再出発する

 いずれも、タイミングと準備さえ整えば選べる選択肢です。
 そして、その判断を下す前に必要なのは「整理」です。

■ すぐに決断しなくていい。でも「整理」は必要です

 焦って答えを出す必要はありません。でも、以下のようなことを一度立ち止まって、棚卸しする時間は必要です。

 ・今の会社の数字(利益、借入、キャッシュフロー)
 ・自分が会社に感じている気持ち(希望、不安、疲れ)
 ・後継者がいる・いない、継がせたい・継がせたくない

 家族はどう思っているのか?

 これらを一度整理することで、自分自身の本音や、優先すべきことがはっきりしてきます。逆に言えば、何も整理せずに「なんとなく続けている」状態が一番危険です。

■ 社長の最後の仕事は「きれいに終わる準備」かもしれません

 これからの人生をどう生きたいか?
 事業を、どう終えたいか?
 家族に、何を残したいか?

 社長としての最終章をどんな形にするかは、ご自身で描いていいのです。たとえすぐには答えが出なくても、今この瞬間に「考える」ことは始められます。

■ お役立ていただける“資料”もご用意しています

 「ずっと考えてはいるけれど、堂々巡りになってしまう」
 「何から整理すればいいのか分からない」

 そんな方のために、弊社では、経営者の「気持ち」と「現実」を整理するための『社長のための最後の決断シート』をご用意しています。これは、学ぶための冊子ではなく、“書き出して、自分の考えを明確にする”ことを目的とした記入式のノートです。実際に多くの経営者がこのシートを使って、ご自身の想いと現実を見つめ直し、家族や関係者との対話が進んだとおっしゃっています。強く勧めるつもりはありません。でも、「そろそろ整理しておきたい」と思った時にふと思い出していただけたら幸いです。

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